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VRでのアイトラッキング調査による駅メディアの視認性:動画とフレームサイズの効果

駅メディアを対象にVRでアイトラッキング調査を実施した結果、以下のポイントが明らかになりました。

▼動画コンテンツの効果:
調査によれば、静止画と動画の比較では、動画コンテンツの方が視認率が2.3倍高く、視認した距離が1.4倍長く、視認秒数も4.6倍長い結果が得られました。動画は静止画よりも視覚的な引きつけ効果が高く、より長い時間視聴される傾向があります。
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▼フレームサイズの効果:
調査では、フレームサイズによる比較も行いました。その結果、小型、中型、大型の順にフレームサイズが大きいほど視認率が高く、視認秒数も長いという結果が得られました。大きなフレームサイズは視界を占める面積が広くなるため、より多くの人々の目に留まりやすくなります。
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VRを用いたアイトラッキング調査では、現実世界で掲出中の特定の広告に関する調査ではなく、生成AIが生み出す現実環境に近いクリエイティブを基に、任意の広告コンテンツが掲出されたときのオーディエンスの視認測定を行いました。
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これにより、交通広告の駅媒体の視認性を測定し、世界で唯一のグローバルOOH業界団体WOO(World Out Of Home Organization)が定義するメディアカレンシー(媒体取引標準価値指標)の「視認調整済みコンタクト:Visibility Adjusted Contact(以下VAC)」を算出することが可能になります。

OOH広告・交通広告は多くの人々にアピールすることができますが、広告が実際に見られるかどうかを測定することは困難であり、それが広告主にとっての重要な課題です。VRを活用したアイトラッキング調査の結果は、広告主が効果的な広告クリエイティブやメディアプランを検討する際に役立つと期待されます。

大阪メトロアドエラでは、「視認調整済みコンタクト:Visibility Adjusted ContactVAC)」を考慮した駅媒体の運用型デジタルサイネージ広告資料を公開しています。こちらからご覧ください。

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