Out of Home Advertising Association of America (OAAA)が米国の市場調査・分析会社Harris Pollと実施した調査レポート「OOH Consumer Insights & Opportunities Q4 2022: Social Media」(2022年10月)によると、 TikTokユーザーの82%がOOHの動画がフィードに投稿されていることに気づき、InstagramとFacebookのユーザーはそれぞれ81%と80%、Twitterユーザーの76%が、フィードでOOHの動画/写真をよく目にすると答えています。
SNSユーザーは、定期的にフィードでOOHクリエイティブを目にしており、SNSは OOHキャンペーンのオーガニックな認知拡大の場であり、特にミレニアル世代は、SNSでOOHの動画/写真を投稿する可能性が最も高いようです。
この調査では、SNSユーザーの約半数(48%)がフィードで目にしたOOHの動画/写真に興味を持ち、企業ブランドのウェブサイトを訪問していることも示されています。さらに、3分の1以上のユーザーが、その企業をオンラインで検索し、製品やサービスに関するレビューを読んだり、友人や家族とのコミュニケーションのきっかけとなっているようです。
18歳以上の米国人1000人を対象に、2022年9月2日から6日にかけてオンラインでHarris Pollが調査を実施し、調査結果は、年齢、性別、人種/民族、地域、収入、世帯規模、雇用など、米国の一般市民を反映するよう加重平均されているみたいです。
一つ一つのキャンペーンの広告効果というよりも、日常の行動調査のようですね。
OAAAのAnna Bager CEOは「この調査は、優れたOOHクリエイティブとSNSとの深いつながりを強調するもので、マーケティング担当者のOOH広告への投資を促進させる」と、また、Harris PollのJohn Gerzema CEOは「クリエイターはSNSで多くのOOHコンテンツを投稿しており、クリエイティブが強力であればあるほど拡散される可能性が高い。TikTokからInstagramまでOOH広告のアイディアがエンゲージメントと共有を生み出し脚光を浴びることになる。最高のOOH広告は、"いいね "や "クリック "をも生み出す。」とコメントしています。
OOH広告の効果の75%はクリエイティブで決まるというレポートもOAAAは過去にリリースしていました。
Osaka Metroの交通広告媒体でSNSでのオーガニックな認知拡大を狙ったOOHクリエイティブを実施してみませんか。