交通メディアを検討する際にプランニングデータは利用されていますか？
国土交通省の「大都市交通センサス調査」やビデオリサーチ社の「SOTO+/ex」などでしょうか。
国土交通省は、首都圏、中京圏、近畿圏の三大都市圏における鉄道、バスの利用実態を把握し、公共交通施策の検討に資する基礎資料の提供を目的として、「大都市交通センサス調査」を昭和３５年以来５年ごとに実施しており、直近では令和３年に実施した第13回調査結果の速報版が令和４年10月に公表され、全ての集計結果は令和５年３月に公表が予定されています。
第12 回調査までは紙の調査票を配布し、郵送等にて回収したうえで拡大推計する手法の調査でしたが、第13回調査においては鉄道ＩＣカードの利用実績をもとに集計する手法で、標本誤差が少ない結果が得られるようになったようです。
テレビ視聴率データをはじめとした各種メディアデータやマーケティングデータを提供する株式会社ビデオリサーチの交通・屋外メディアの接触状況や、そのターゲット像などを捉えた総合的プランニングデータ「SOTO+/ex」は、OOH広告の出稿プランニングに利用している広告会社も多いかと思います。東京圏と関西地区の鉄道路線・駅を見比べるには便利ですが、サンプリング調査の拡大推計は標本誤差の捉え方が悩ましいですね。
大阪メトロアドエラでは、Osaka MetroにおけるPiTaPa（鉄道ＩＣカード）利用実績をもとにOsaka Metro全線での直近３ヶ月間の利用者プロフィールを集計してみました。
男女比率は、平日は男性が女性よりも若干多くなっているのに対し、土休日は女性が男性を上回る比率となっています。
女性の年代別比率では、平日は40代と50代が最多となっていますが、土休日は20代が最多となっています。
女性をターゲットにOOH広告の出稿を検討する際には、土休日のみインプレッション課金型でデジタルサイネージへ広告配信可能なメニューも大阪メトロアドエラでは用意しておりますので、ぜひご検討ください。
