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【ADERA Focus Report】実は奥が深い?交通広告の「インプレッション」という指標

新年度を迎え、街中のデジタルサイネージ(DOOH)を目にする機会も増えているのではないでしょうか。 以前、皆様に「運用型サイネージ(pDOOH)」のご提案をさせていただいた際、特にご質問や関心が多かったのが「インプレッション(VAC)」という指標についてです。

「Web広告のインプレッションと何が違うのか?」「なぜわざわざ複雑な計算をするのか?」といった疑問にお答えするべく、今回は交通広告におけるインプレッションの役割と、世界的な潮流について整理して解説します。前回のプランニングをより深くご理解いただくための補足としてご活用ください。

1. DOOH市場の拡大と「運用」への移行
デジタルサイネージで動画や静止画を表示するDOOHの市場は、世界的に成長を続けています。 株式会社電通の発表によれば、2025年の日本の屋外・交通広告費は合計で約4,700億円規模に達し、前年比でもプラス成長を維持しています。 出典:電通「2025年 日本の広告費」 (https://www.dentsu.co.jp/news/release/2026/0305-011004.html)

この成長を支える要因の1つが、配信を自動化し、データに基づいて最適化を行う「運用型DOOH」へのシフトです。Grand View Research社の調査でも、世界の市場規模は2030年に向けて持続的な拡大が予想されています。

【参考資料】 ・Grand View Research「Digital Out of Home Advertising Market Size」 (https://www.grandviewresearch.com/industry-analysis/digital-out-of-home-advertising-market-report)

2. 運用型サイネージにおける「指標」と「課金」の論理
 

運用型サイネージというシステムを実現するためには、まず「何を単位として広告枠を販売するのか(=何に対して費用を支払うのか)」という指標を明確にする必要があります。
このプロセスは、以下のステップで成り立っています。

  1. インプレッション(接触数)の定義: 誰が、いつ、どれくらい見たかを定義する
  2. 課金ロジックの策定: その定義に基づいた単価(CPMなど)を設定する
  3. 運用システムの構築: リアルタイムで在庫を管理し、配信をコントロールする


つまり、インプレッションという指標を明確に定義して初めて、運用型の広告取引が可能になります。 数ある指標の中で、アドエラが採用しているのが「VAC(視認調整済コンタクト)」です。
これが唯一絶対の正解というわけではありませんが、実際の視認状況(距離や角度、混雑度など)を統計的に加味することで、広告主様にとって「より実態に近い視認価値」を提供できると考え、この方式を選択しています。

3. OOH広告における3つの主な課金・取引方法
 
現在、国内外のOOH市場では、主に以下の3つの手法が使い分けられています。

  • 予約型(期間・回数保証): 特定の場所や期間を一定金額で買い取る、従来の最も一般的な手法です。
  • OTS課金(人数課金): 広告媒体前を通る通行者数に課金する手法です。
  • VAC課金(視認課金): 放映回数や通行者数ではなく放映された広告を「実際に視認したと推定される人数」に応じて課金される手法です。

世界基準(WOOガイドライン)においては、透明性の観点からこのVACが推奨されており、日本国内でもこの流れに合わせた共通指標の策定が進んでいます。

【参考資料】 ・The World Out of Home Organization(WOO)「Global OOH Audience Measurement Guidelines(日本語版)」 (https://digital-signage.jp/wp-content/uploads/pdf/20221002_WOO-Global-OOH-Audience-Guidlines-Japanese_FINAL_Clean.pdf)

4. 前回の提案をより効果的な施策へ
 
インプレッションの定義を整理することで、以前ご提案した「ターゲット層が多く集まる駅や時間帯を狙った配信」が、いかに効率的な投資に繋がるかをご実感いただけるかと存じます。
最新のデータに基づいた配信シミュレーションの再作成や、ターゲット設定の微調整など、前回の内容をブラッシュアップするお手伝いをさせていただきます。ご不明な点がございましたら、ぜひお気軽にお声がけください。

【to 宮本さん 以下は前のなのでの無視してください!】

タイトル固い 交通広告のインプレッションって色々あるお!

以前皆様にご提案させていただいた「運用型サイネージ(pDOOH)」について、その核心である「視認課金(VAC)」の仕組みを改めて深掘りしてお伝えします。
なぜ今回、改めてこのテーマを取り上げたのか?それは、以前のお打ち合わせの際などに「VACの仕組みが少し複雑でわかりにくい」といったご質問を数多くいただいていたためです。確かに一度のご説明ではお伝えしきれない部分もあるかと存じますので、本日は改めて、なぜ私たちがこの課金方式を採用し推奨しているのかを紐解いていきたいと思います。前回のプランニングの補足資料としてご活用いただければ幸いです。

1. データが示すDOOH市場の成長と「運用型」へのシフト


以前のお打ち合わせでも触れさせていただきましたが、デジタルサイネージで動画や静止画を表示するDOOH(Digital Out-of-Home)の市場は、現在力強い成長局面にあります。
株式会社電通が発表した「2025年 日本の広告費」によれば、2025年の日本の総広告費は8兆623億円(前年比105.1%)に達し、屋外や交通などのプロモーションメディア広告費も1兆7,184億円(前年比102.0%)と堅調に推移しています。
さらに、Grand View Research社の調査データによると、世界のDOOH広告市場は2024年時点で207.4億米ドルと推計され、2030年には391.2億米ドルに達すると予測されています。
この成長を牽引している要因の一つが、以前ご提案させていただいた、配信を自動化し、外部データを活用した掲出の最適化を可能にする「運用型DOOH(pDOOH)」の増加によるものと思われます。

【参考資料】
株式会社電通「2025年 日本の広告費」
(https://www.dentsu.co.jp/news/release/2026/0305-011004.html) ・Grand View Research「Digital Out of Home Advertising Market Size」 (https://www.grandviewresearch.com/industry-analysis/digital-out-of-home-advertising-market-report)

2. 交通広告の価値を可視化する「インプレッション」の考え方


運用型サイネージの強み(何に対して?)は、その課金ロジックにあります。

運用型サイネージを実現するためにインプレッションという指標を明確にせざるを得ない(=何で費用をとるのか)
インプレッションを整理→課金ロジックを決める→運用型サイネージが運用できる
→うちVACを選んでる
VACが最高ということはないし言わない(良さ言ってなんで選んでるかくらい)


一般的なWeb広告におけるインプレッションは、「ユーザーの画面に広告が表示された回数(延べ表示数)」を指すことが多く、実際にその広告へ目が向けられたかどうかまでは問われないケースが一般的です。
一方、交通広告におけるインプレッション(VAC)は、Web広告と比較してより厳格な基準が採用されています。単純な駅の利用者数やデバイスの前を通過した人数ではなく、「広告が視認できる位置や距離にいるか」「障害物はないか」といった物理的な条件に加え、視認調査に基づく「視認率」などを掛け合わせて算出されます。つまり、Web広告が「表示」を基準とする傾向にあるのに対し、VACは「実際の視認」に限りなく近づけた、より厳しい基準に基づく接触数の推定と言えます。

3. OOHの課金方式の種類と、その中で世界標準となりつつある「VAC(視認課金)」

OOH広告の課金・取引方法には、主に場所・期間を指定する「固定課金」、放映回数に応じた「配信回数課金」、そして「視認課金(VAC)」が存在します。
現在、世界のDOOH市場においてはデジタル広告と同様の透明性が求められており、The World Out of Home Organization(WOO)のガイドライン等においても、実際に広告が視認された価値を指標とするVACがグローバルな潮流として推奨されています。
この世界的な流れを受け、日本のOOH業界においても、単なる「通行人数」から「視認者数」への指標の移行が議論され始めています。業界全体として、より透明性が高く、広告主様にとって納得感のある共通指標(メジャメント)の策定に向けた動きが今後さらに加速していくと考えられます。
そうした日本の業界の変革期において、私たちアドエラは、最新の世界基準に合わせつつ、地場のクライアントの皆様にとってベストな情報を提供し、提案してまいります。

【参考資料】
・The World Out of Home Organization(WOO)「Global OOH Audience Measurement Guidelines(日本語版)」 (https://digital-signage.jp/wp-content/uploads/pdf/20221002_WOO-Global-OOH-Audience-Guidlines-Japanese_FINAL_Clean.pdf)

4. 前回のご提案をさらに実りあるものにするために


このような「視認課金(VAC)」の特性をご理解いただくことで、以前ご提案したプランの有用性をより具体的にイメージしていただけるのではないでしょうか。
実際の視認に基づく無駄のない柔軟な運用は、マーケティング施策全体のタイムパフォーマンス向上にも貢献します。配信シミュレーションの作成など、ぜひお気軽にお声がけください。


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