世界最大のOOH広告会社であるJCDecauxが2018年にOOH業界をプログラマティックなシステムに接続するために立ち上げたグローバルなプラットフォーム提供会社VIOOHは、10月11日に「Programmatic DOOH 2022 - State of the Nation」というレポートを発表しました。
オーストラリア、米国、英国、ドイツ、フランスのエージェンシーおよび広告主の1000人のエグゼクティブからの調査データをもとに、プログラマティックDOOH に関する認識、プランニングと購入へのアプローチ、他メディアとの比較など洞察を纏めています。
調査対象の5カ国ごと、5カ国をまとめたグローバル版の6種類のレポートがダウンロード可能ですが、グローバル版のポイントを紹介しておきます。
1. ここ数年、DOOHをプログラマティックに購入する意欲と需要が高まっている
・過去18ヶ月のキャンペーンの51%がプログラマティックDOOHで対2021年比4%増
・今後18ヶ月のプログラマティックDOOHの活用は57%に増加
・広告主のすべての業種が関心を示しており、特に自動車、消費材/日用品、小売、観光で人気が高い
・メディア関係者の52%がトラディショナルOOHから予算シフトと回答
・37%がプログラマティックDOOHに新たな予算を追加したと回答
・デジタル広告予算を活用が21%、他の従来チャネルからプログラマティックDOOHへ予算シフトも21%
3. 広告主がプログラマティックDOOHへの支出を増加する理由
・ターゲティング(28%)とコスト効率(27%)がプログラマティックDOOHへの支出を増加する主な要因
・広告主にとって最も革新的な機会を生み出すメディアのトップ3にDOOH/pDOOHを選択
・エージェンシー幹部の45%が、プログラマティックDOOHのデータ活用のベストプラクティスがあれば、このチャネルをより理解できると回答
・広告主幹部の42%は、プログラマティックDOOHの測定に関する情報が役立つと回答
・広告主幹部の40%は、クロスチャネルの測定とアトリビューションに関する情報を求めています。
大阪メトロアドエラでは、データによるターゲティングが可能な運用型サイネージ広告のプログラマティックDOOH資料を公開していますので、こちらからご覧ください。